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プロフィール

トリルMM

Author:トリルMM
30代で発病 女性
2006年5月に膠原病である
「成人スティル病」を発症。
現在、寛解中。
体質改善に励んでいる。

スティルの細かい入院記録は
カテゴリー「スティル病」に。
スティルの経過ダイジェストは
カテゴリー「スティル記録」に
掲載しております。


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大きな木を

退院した。

自分の部屋に入ると、
入院前のムチャクチャな部屋が片付けてあった。
本当に何もできない状態だったので、
ムチャクチャなまま出てきてしまったのだった。

部屋の空気を入れ替えるために、窓を開ける。

目に飛び込んできたのは、枯れた柿の木・・・
2本あるけど、1本が立ち枯れている。
青々とした葉が茂っていてもいい季節なのに、
何だかショックを受け、ちょっと見つめてしまう。
私がいない間に枯れてしまったのか。

「柿の木枯れてるよ。私の代わりだったりして・・・」
と家族に言ってみたら、
「そんなことあるわけないわよ。もともと古い木だし、
 だいぶ元気がなかったから・・・」

そうかな。身代わりじゃ・・・ないかな?
気が弱くなっているのか、そんなことを考えてしまう。
私はそういうタイプではなかったんだけど。
私のせいだったら、ごめん・・・柿の木。
無事帰ってきたよ。

一番最初に勤めていたところは小さな会社で、
社長が事務所に神棚を祀っていた。
毎朝お茶とお塩を供え、事務所の全員で柏手を打っていた。

月に一度くらい、禰宜さんが来て、祝詞をあげて行った。
この方がすごい方らしく、
社長の奥様が重い病気になったとき、
荒行(あらぎょう)で、
まず禰宜さん自身がその業(ごう)を受け、
大きな杉の木にその業(ごう)を移したと聞いた。
(その木は枯れたとか何とか・・・
だいぶ前のことなんで、記憶が薄れてしまった)

かなり体力気力を消耗する、
それどころか命にもかかわる、めったにやらないことらしく、
禰宜さんは少し寝込んだらしい。
奥様は少し良くなったと聞いた。
私が入社する前の話だったらしいけども。

何だかそんな話を思い出してしまった。

そういえば入院中、最初の部屋のときの隣の人(70代)が
「うちじゃないんだけど~、大きな松の木を切ったら
 そこの家の人が病気になっちゃってね。
 みんなで言ったのよ。
 大きな木はやたらに切っちゃだめって。
 ・・・不思議だけど、そういうことってあるのよね」

お寺の総代のおばさまである。
私は黙って聞いていたけど、鳥肌が立っていた。

うちの松の木・・・うちの入り口のところには、
わりと立派な松があって、
重さで枝垂れてくるので、支えをつけたりしていたが、
ある日、なくなってしまった。

家族が手入れがめんどくさくなったのか、
いきなり切ってしまったんだけど、
他の家族は目を疑い、激怒した。私も怒った。
その木があるとないとでは、家の見栄えが全然ちがう。
その木はかっこ良かったのである。
この敷地で長年家を見守ってきた、ヌシの松の木である。

手に負えないならば、プロに支えを頼めばいいものを、
誰にも相談せずに、
無残にも幹の途中から切ってしまったのだった。
今も私の背丈くらいしかない。それも幹のみ。
痛々しい松の木。

なーんか、なー・・・
病気になるのと、松の木は関係ないかもしれないけど、
切った本人はガンで何回目かの入院。
私もスティル病で入院。
他にもひとりは点滴で病院に通って、これが同時期だったので
残された家族が大騒ぎだったのだ。

 夫 「なあ、そういえばさあ、お前が入院するころ、
    うちと隣の敷地の堺にどっかの猫が死ん」
トリル「いやーーーー!!!」

もうやめろ!

私が退院して一ヶ月が過ぎたころ、今度は犬が入院した。
尿管結石であった。
手術で切った所をなめないように、エリザベスで帰ってきた。

家族みんなで顔を見合わせる。

犬まで・・・はあああーーーー。

その年は、こんなことが固まりで押し寄せた。
木はやたらと切らないほうがいい。
きっと魂が宿っている。
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タグ : スティル病

コメント

やぁはじめまして
少しだけ読ましてもらいました
ずいぶんとレアな病気にかかりましたね

自分もおなじなのですが
もしかして仮住まいしてた階は15?なんてね・・・

退院おめでとう

ありがとう

初のコメント、ありがとうございます。
本当にレアですよね。

15階ではなかったです。
その階に、私みたいな方がいらしたのかな?

>自分もおなじなのですが

同じご病気ということでしょうか?
お互い体をいたわっていきましょう。

コメント、ありがとうございました。

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