退院したことを区切りとし、
ここでひとまず別カテゴリー「スティル記録」に
今までの経過をまとめておきます。
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前兆 顔の皮が一枚浮いたように厚くカサカサになり、熱をもつ。
まだらに赤く、少しかゆい。
「前日食べたたけのこのせいか?」と思う。
また基礎化粧品を変えた時期と重なっていたため、
「化粧品が合わなかったせい?」とも考える。
(後日、これはスティルの前兆と判断した)
前兆から30日後 熱っぽい、体がだるい、膝の後ろが突っ張る、
むこうずねが異常に冷えるなどの症状が出る。
前兆から45日後 熱が38.5℃を超え、風邪だと思い、薬を飲むが改善せず。
頭痛、首が曲がりにくい。体が少し痛いなどの症状もあり、
病院で診察を受ける。
骨髄穿刺 尿検査 血液検査 レントゲン
髄膜炎は否定される。血液検査の結果、
「何かのウイルスが暴れているので、自宅で安静に」
という診断を受け、頭痛薬(薬名、記録せず)を処方される。
前兆から50日後 薬は効かず、上記の症状に加え、のどが激しく痛くなり始める。
食欲はそこそこあるが、のどの痛みのため食べられず。
熱は39.1℃ 体も痛みで動けなくなる。
救急車で搬送され、入院が決まる。
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入院当日 レントゲン 血液検査 心電図
耳鼻咽喉科・皮膚科の診察を受ける。
腕と鎖骨のあたりに、
サーモンピンクのリウマトイド疹を確認される。
顔のささくれも指摘される。
病名はわからず。脱水症状のため、生理食塩水点滴。
CRP20超 フェリチン2000超
(細かい単位は教えられず)
※後日、病院でフェリチンだけ確認できた
フェリチン2747
入院翌日 解熱鎮痛剤で熱が一瞬下がり、一時的に歩けるようになる。
CTを撮る。血液培養、血沈追加。
入院3日目 熱が再び上がり、歩けなくなる。のどや体の痛みが激しくなる。
CT異常なし。感染症も否定されるが、念のため抗生剤投与。
その後、何回か抗生剤(剤名、記録せず)をチェンジされるが、
血液の数値は悪化。(数値は教えられず)
ボルタレン座薬を毎日1~2回入れ、熱を下げ、痛みを取る。
このころから食事とれず。
入院7日目 のどのCTを造影剤入りで撮るが、異常は無く、
のどの病気の可能性は否定される。
MRI撮影、異常なし。
入院9日目 「
成人スティル病」ではないかとの診断。
除外診断はまだ完全ではないが、抗生剤投与中止。
生理食塩水も同時に外す。
入院10日目 プレドニン投与開始 6錠30mg
除外診断のため、心臓超音波検査。異常なし。
入院14日目 プレドニン効かず。熱が40度を超え始める。
最高は40.7℃
入院15日目 ステロイドの効きがあまりに悪いため、
のどの病気を再び疑うが、耳鼻咽喉科は完全否定。
入院17日目 熱のピークが40℃を超えなくなる。平熱38℃台
CRP、フェリチン共にジリジリと下がり始める。
(具体的な数値は知らされず)
入院21日目 熱のピークが38℃台に。ボルタレン座薬をやめる。
のどの痛みも比較的おさまり、ひとりで歩けるようになる
入院33日目 プレドニン初減量 30mg→25mgに(1週間)
CRP4.5 フェリチン700位
プレドニンの副作用で、急な体重増加。ムーン目立たず。
熱が37℃台におさまる。
入院40日目 プレドニン減量 20mgに(1週間)
CRP0.9(陰性化) フェリチン206
入院47日目 プレドニン減量 15mgに(4日間)
CRP0.0(完全陰性化) フェリチン104(正常値)
入院50日目 微熱のまま、プレドニン15mgで
退院。
だるいが、体の痛みはほとんどなし。
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プレドニン15mgから4日きざみ。15mg→10mg→5mg→2.5mg
で終了。
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プレドニン総服用量 1135mg
ステロイドパルスなし 免疫抑制剤使用せず
入院日数50日
体重 病前47kg 入院時41kg 退院時49㎏
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以上のデータは私の場合で、血液数値や処方される薬の量、経過は、
個人や症状によってさまざまです。ざっと書いてしまったので、思い出したことがあれば
その都度書き足していきます。
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タグ : スティル病 プレドニン ステロイド CRP フェリチン 除外診断 CT MRI
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