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プロフィール

トリルMM

Author:トリルMM
30代で発病 女性
2006年5月に膠原病である
「成人スティル病」を発症。
現在、寛解中。
体質改善に励んでいる。

スティルの細かい入院記録は
カテゴリー「スティル病」に。
スティルの経過ダイジェストは
カテゴリー「スティル記録」に
掲載しております。


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入院も3週間を過ぎたある日の朝
「今日は何となく楽なような・・・
 ちょっとベッドから足でも下ろしてみよう」
おそるおそる立ち上がった。

ベッドの枠につかまり、ゆるゆると歩いてみる。
「お、これはイケる!」

調子に乗って、枠から手を離し、病室の出口へ向かう。
「うわっ!トリルさんが歩いてる!すごい!大丈夫?」
同室の皆さんから驚きの声があがる。

照れながらちょっと振り返り「トイレに行ってみます」
(何かハイジの『クララが立った!立った!』みたいだな)

廊下のてすりにつかまりながら、ゆっくりトイレに向かう。
トイレは近い。
足は水中を歩いているように重いけど、大丈夫そうだ。

洗面所で誰かに付き添っていたナースが
「あっ!歩けるようになったの?初めて?すごいね。気をつけて!」
と声をかけてくれる。

無事に病室にもどる。ちょっと興奮してベッドに横たわる。
歩けたぞー!これからひとりでトイレに行ける!行けるぞー!
息は乱れているが、嬉しくてたまらない。

ドクターKの回診。
「歩けた?良かったですね~!
 でもあんまり無理して遠くまで行かないようにね」
前科(入院2日目に調子に乗って歩いて悪化)があるだけに、
慎重にしなければいけない。

そしてその4日後、体調もいいことだし、
財布を握って、1階の売店までがんばってみることにする。
外の空気を感じる所に行きたい。
さすがにエレベーターまで遠い。エレベーターの中のイスに座る。
助かるわ、イスがあって。

エレベーターから降りたら、ちょうど家族を見つけた。
お見舞いに来たらしい親戚と一緒である。
おーい!と手を振ったら、ギョッとして目を見張る。
「えーなに?あなたが歩いてると思わなくてびっくりしたわ。
 初めて1階まで来た?大丈夫なの?」

買い物をするからと、先に病室に行ってもらってお菓子を買う。
帰り道、ちょっとつらい。なかなか部屋にたどりつかない。

病室に戻ってベッドで休むが、
「顔が青いよ。無理したんじゃないの?早く寝て!」
すみません。ちょっと調子に乗ってしまいました。

「・・・もー、入院以来初めて歩いたの見たからびっくりしちゃって・・・」
と親戚に説明している。

さすがに大冒険であった。
数値が上がったら、ドクターに叱られる・・・かもしれない・・・


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