FC2ブログ

プロフィール

トリルMM

Author:トリルMM
30代で発病 女性
2006年5月に膠原病である
「成人スティル病」を発症。
現在、寛解中。
体質改善に励んでいる。

スティルの細かい入院記録は
カテゴリー「スティル病」に。
スティルの経過ダイジェストは
カテゴリー「スティル記録」に
掲載しております。


カレンダー

04 | 2019/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最近の記事


カテゴリー


月別アーカイブ


最近のコメント


FC2カウンター


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
MRI台から専用車イスにふたりがかりで乗せられ、
さらにいつもの車イスに乗り換えて、病室に戻った。

同室のみなさんが「おかえり~」と迎えてくれる。
だんだん打ち解けて、少しずつ話をするようになっていた。

「結局、何の病気かまだわかんないの~?」

病名がはっきりしない人は、この部屋に私ともうひとりいる。
もうひとりの方は内臓疾患で、血液検査で反応が出ているが、
これといった病名がつくほどではなく、
点滴治療や注射で快方に向かっているようだった。

同じ「病名がつかない」といっても、
私のように「何が何だかわからない状態」とは違っていた。

面と向かって何の病気か聞かなくても、ドクターが回診にくると、
自然と話がもれてきてしまうので、わかるのである。

良くなってるのか、悪くなっているのかも聞こえてしまう。
その日の体調も朝のナースの体温や血圧チェックでわかるので、
具合が悪そうなときは話しかけずに静かにしている。

これは大部屋ではお互い様なので、
「他の人に聞かれたくない」とかそういうことは別に気にならない。
というか、そんなことをいちいち気にしていたら
大部屋生活は無理である。

いいこともある。

検査やリハビリなどでベッドから離れているときに、
お見舞い客や家族が来た場合、代わりに
「今、検査行ってる~。もうすぐ帰ってくると思うよ」とか
「お風呂に入ってるから」とか、伝えてくれるのである。

その他、病院内情報や薬の話などの情報交換もできたりする。
お互いの家族の顔も覚えてしまうので、
患者が帰ってくるまで世間話などもしたりする。
私にそんな余裕ができたのは、かなり後だったけれども。

主治医ドクターKが部屋に入ってきた。
「あ、トリルさん、MRIの結果見てきました。
 異常はありませんでした。
 今、血液の方も詳しく調べてますが・・・
 ところであなた、貧血ですか?」

あ~、最初に言うの忘れて・・・

トリル「はい貧血気味です・・・が・・・?」

Dr.K「やっぱりそうですか。白血球も異常なんですが、
   かなりの貧血になってます。
   食事はできてますか?
   記録ではではあまり食べられてないようですが」

トリル「のどが痛いし、手も動かすと痛いし、
  食べたいと思わなくなってきました」

Dr.K「病院の食事が合わないとかは?
   食事が来るとどんな感じがしますか?
  『あ~また食事か~』って感じ?」

トリル「そんな感じです。ゆううつになるというか・・」

Dr.K「そうですか。
   病院食でなくても好きなものを食べてください。 
   栄養も大事ですが、今はそれは考えなくていいですから。
   やせましたね?」

体重は41.2キロになっていた。
一ヶ月前と比べると6キロ減だった。
足を診てもらうと、とても細くなってしまっていて、
筋肉は見当たらないほどだった。

Dr.K「食べやすそうなものを栄養士さんと相談してみてください」

さっそくナースが来て、簡単に希望の食事の内容を聞き、
栄養士さんがあらわれる。

トリル「起き上がってスプーンを持ったりするのだけで、
  もう体力を使いすぎてしまいます。
  寝ながら食べたい位です。
  できたら流し込める
  『ウィダーインゼリー』みたいなのがいいんですが」」

栄養士「う~ん、そういうのはないです。
    それだったら病院の食事をとめて、
    ご家族にそういうものを用意してもらって、
    冷蔵庫に入れておくのがいいと思います。
    ぜんぜん、食べられない?」

トリル「時間によってはだるくて起きられないので、
  決まった時間に済ませるのが苦痛で・・・」

栄養士「では、パンと飲み物と高カロリーゼリーを出しましょう。
    それならトレイから外して置いておけるし、
    体が楽な時間に食べられますしね」

パンの量を決め、次の朝からその内容になった。
こういうこともできるなんて知らなかった。
何でもっと早く相談しなかったんだろう・・・

ウィダーでも良かったけど、毎回それではますますやせそうで、
体力がもっと無くなる。
今回決めた内容でも無理だったら、ウィダーにすがろうと思った。
少し気分が明るくなった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。