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プロフィール

トリルMM

Author:トリルMM
30代で発病 女性
2006年5月に膠原病である
「成人スティル病」を発症。
現在、寛解中。
体質改善に励んでいる。

スティルの細かい入院記録は
カテゴリー「スティル病」に。
スティルの経過ダイジェストは
カテゴリー「スティル記録」に
掲載しております。


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卒業シーズンで。(ちょっと遅い話題かも)

着物の本など眺めていると、袴の着付け方なんかも載っている。

一度だけ卒業式に来た袴。
ピンクの一つ紋色無地に紺の袴。
髪に大きなリボンをして、はいからさん。(マンガ)
あっ、はいからさんは矢絣の模様だったかな?

着物には草履を履くのが普通だけど、
袴にはブーツのほうが断然かっこいいのはなぜなんだろう?
普通の着物に靴を履くとおかしいのに。

???

袴ってかっこいい。
(武道・茶道を除いて)なんで卒業式だけなんだろう。
もったいなさすぎる。
もっと着る機会があってもいいように思う。

着物は好きだったけども、
まだ自分で着ることなど考えもしなかった卒業式。
着付けの人を頼んでいた。

あれは(かなり前の)たぶん3月1日
まだ寒かった。

日が昇る前、まだ薄暗い中を車で美容院に連れていってもらう。
母も着付けはできるが、袴までは習ったことがない。

で。

・・・美容院、開いてない・・・

何で?

母と私はしばらく待ってみるが
先生が来る様子がないので、あせって先生の自宅へ向かう。
まだケータイなんてなかった。
電話番号もアドレス帳を持ってきてないのでわからない。
予約の時間は、この時点ですでに20分過ぎている。

母がピンポンを押し、私は車中でかなり待って、
先生がでてくる。ちょっと不機嫌そうに見えた。

一緒に美容院にまたもどる。

美容院の中・・・ものすごく寒い。
当然だけど、暖房はつけたばかり。

寒いなか、着付けが始まる。
服を脱ぐのでますます寒い。

一時間遅れで始まった着付けが終わり、
大急ぎで学校に向かう。

途中、足元がズルズルする。

何?

下を見ると、色無地が袴の下からはみだしてきている!

パニック!

自分で直せない!

お手洗いに駆け込み、色無地を探り、
どこがどうなってるか、
わけのわからないひもに着物をぐいぐいはさみこみ、
それでも「また出てくるかも」と不安になりながら
ギリギリで卒業式に出席した。

幸い、何とか着物は無事だった。
中の色無地は詰め込んでぐちゃぐちゃだけど
袴のおかげで、パッと見は何とか助かったのだった。
これが色無地だけだったら、どんなに恐ろしいことだっただろう。

帰ってきて、「着物、着崩れた・・・」
と報告した。

怒って「どういう縁の先生か知らないけど、
もうあそこには行きたくない」と訴えた。

できたばかりの新しい美容院で、
母の何かの縁の人だった。

「つきあいで頼んでみたけど、予約時間過ぎてもいないし、
 部屋も冷え切ってて寒かったね。
 普通、お客さんが来るときは、暖めておくものだけどねえ・・・」

と母は困惑していた。

寝坊の謝罪ひとつなく、二度と行かなかった。
寝坊は仕方ないけど、「申し訳なかった」位は思ってほしかった。

その後、いとこの結婚式に出席するために、
友達の紹介の所に行って、振袖の着付けをしてもらった。

美容院の明かりついてる!
空調、バッチリ!
前日持ち込んだ着物の小物も、きちんと並べてある!

当たり前だと思うけど、ホッとする。

この先生は、あまりゴテゴテと補正をしない先生で、
今思い出しても、使うものは最小限だった。
着付け終わったときに鏡を見てビックリした。

信じられないほど、すっきり着付けられている。
洋服のときよりも細く見える。

「私はねえ、自信あるのよ。
 走っても踊っても大丈夫。絶対着崩れないよ!」

チャキチャキの先生だった。

走るつもりはなかったけど、式の前にうっかり走った。
母にしかられた。

でも、
着物の所作なんか全然知らなかった私が、
少々乱暴なことをしても、全く着崩れなかった。
帰り道、襟元もおはしょりも裾も、着付けた朝と何も変わらず。

鋼鉄の着付け。

でも全然きつくなかった。
どこも締め付けてなくて、楽だった。

どうしたらこんな風に着付けることができるのだろう。

「私はねえ、自信あるのよ」

・・・かっこ良かった。

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