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プロフィール

トリルMM

Author:トリルMM
30代で発病 女性
2006年5月に膠原病である
「成人スティル病」を発症。
現在、寛解中。
体質改善に励んでいる。

スティルの細かい入院記録は
カテゴリー「スティル病」に。
スティルの経過ダイジェストは
カテゴリー「スティル記録」に
掲載しております。


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一週間前。

燃えるゴミを捨てに行った、帰り道。
うちの庭に二台の車が入って行くのが見えた。

え?
こんな朝早くにお客さん?でもなぜ一台はトラック?

「あっ、○○建設です~。
 今日から工事にはいります~。よろしくお願いします~!」

な、何の工事?

「は、はい・・・よろしくお願いします・・・???」

家に入って、居間にドスーンと座っている父に

「何か工事やるって・・・何の工事?」

と聞くと。

「ああ、トイレのバリアフリー」

はあ?聞いてない!全然聞いてないよ!!
家族に相談ナシかね!

申請書類はずっと前に作ったけど、許可がもう出てたのかね?
いつのまに業者と打ち合わせをしたのかね?
で、私たちに何の報告もナシかね?

相変わらず自由すぎる父である。

父は床の段差解消の工事を頼んでいたらしい。
洗面所とトイレの段差を無くしたかったと。

うちは古く、過去にあちこち改築してあるのだけど、
建て直しでしか解消できない段差がいっぱい。
その全部を直すのは無理なんで、
とりあえず出来そうなところを頼んだと。

父は昨年の夏、脳梗塞で倒れ、左半身不随になった。
しかし驚異の回復を見せ、ゆっくり歩けるようになり、
家の中ならほぼ、杖なしでどこへでも行ける。
話も普通にできる。

しかし、回復したとは言っても、左足は充分に上がらず、
カーペットやマットなど、ほんの1センチほどの高さの障害も
うっかりすると足にひっかけて、危ないのだ。

今回、トイレと洗面所の床をバリバリ抜いて張り直し、
ドアレールとの段差をなくして、トイレと洗面所をつなげた。

そして拭ける床材にして、壁もタイルの上に木材の壁をさらに立て、
クロスを貼って明るくした。
引き戸も新しく替えた。

広さは一畳程度なんだけど、
これまではその一畳に男子用小便器と、洋式便器が設置してあり、
狭いことこの上なかった。

私はまだいいが、夫は体が大きいので、
「狭いよう・・・」と言うこともあった。

男子用小便器は今回撤去し、便器は洋式ひとつになった。
仕切りのドアも撤去された。

父にとっては、
スリッパも置いてあるだけで障害物なので、置かないことにした。
『つまずくから』とトイレマットも無し。


工事が終わり、初めてトイレに入ってみた。

広い!トイレが広いよ~~~!


・・・・・・

・・・・・・何か変。
何だろう?

・・・あっ、鍵がない!

トイレに鍵がないよ!

トリル「おっ、おとーさん!鍵がないよ!」

父「・・・ああ、業者に『鍵つけますよね?』って聞かれたけど、
  オレはいらないから断った」

トリル「はあ?鍵は普通要るでしょー!
  トイレにはそれが標準仕様でしょー!
  『オレ』はいらんかもしれないけど、私たちは要るよ!
  お客さんだって『いきなり開けられるかも』って不安でしょー!
  落ち着かないよ!」

父「引き戸に『使用中』って札でもぶら下げとけばいいだろう」

トリル「そんなもの、忘れることだってあるよ。
  いちいちめんどくさいわ!」

ということで、せっかく直したトイレだけど、まだ使いにくい。

それに

トリル「便座から立ち上がるときに、手すりが要るでしょ。
  審査の人もそう言ってたでしょ。何で付けてないの?」

父「ああ、せっかくすっきりしてきれいなのに、
  ごちゃごちゃするから断った」

ごちゃごちゃしたっていいじゃん!
そんなことにこだわってる場合かっ!
転んだら大変だよ。骨も弱ってくるし。
これからのことも考えないと。

父「・・・あーところで、市役所からの手紙知らない?
  『要介助で家を直していいですよ』って、
  許可の書類が来てたんだけど。
  申請が通ったやつ」

トリル「知らんわー!!!」

頭、痛い。
また書類、なくしたらしい。


父はその後、建築会社に

「・・・家族から色々とクレームが出たので、追加工事お願いします」

と電話していた。


ところで、床の高さを直したら、
洗面所に入ろうとすると、今までの感覚より上に床があり、
洗面所入り口で、勢い余ってかかとを床に打ちつける事件が
家族に多発している。

慣れたところはいちいち目で確認しないで
体の勘で歩いていることが判明しました。
バリアフリーにも慣れが必要なようです。


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