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プロフィール

トリルMM

Author:トリルMM
30代で発病 女性
2006年5月に膠原病である
「成人スティル病」を発症。
現在、寛解中。
体質改善に励んでいる。

スティルの細かい入院記録は
カテゴリー「スティル病」に。
スティルの経過ダイジェストは
カテゴリー「スティル記録」に
掲載しております。


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父が3ヶ月のリハビリを終え、家に戻ってきた。
肝臓ガン、糖尿病を抱えた身で、さらに脳梗塞になった父である。
左半身不随であった。

家にいるのは。
本当はリハビリ病院退院の後、
すぐに別の病院で、延期になっていた肝臓ガンの手術となるはずが、
何の都合か、直に入院できなかったのである。

病院ではリハビリをがんばったらしく、
家の中くらいは杖なしで歩けるようになった。
これは素直にエライ!と思っている。

しかし!

「こんなに前と違う姿では、近所は歩きたくない」
と、かたくなに家に閉じこもっている。

「外に出て脳に刺激を受けないと、新しい血管ができないよ。
 家でテレビのお守りばっかりしててもさあ」

と、私はやんわり言ってみたりする。

気持ちはわからないでもないけど、
せっかくいい調子になってきたのに、
回復した筋力が衰えるんじゃないかと思う。

まあ私もプレドニンで太った姿を人前にさらしたくなかったので、
あんまり偉そうなことも言えないけれど。

しかし!

病院にあったウォーキングマシンや、
リハビリ用自転車まで買おうとするのはどうなの?
ほとんどが畳のこの家のどこに置くつもりなのか?
というか、
あれはリハビリ用で、あくまでも家での生活に慣れるための
基礎の動きの筋力を鍛える道具では?
普通に庭を歩くだけで、充分だと思う。
リハビリのためのリハビリになってしまっている気がする。

いつもこたつに張り付いてしまって、薬を飲んだ後のシート(ゴミ)や
みかんの皮すら自分で始末しようとしない。

病院ではあんなに張り切ってリハビリしてたのに。
実生活で自分の出したゴミすらゴミ箱に入れないって、
なんか方向間違ってないか?
リハビリは実生活で不便がないように訓練するものじゃないの?
別に家事をしてほしいとは思ってないけど、
ゴミ箱に入れるくらいは自分でやらなきゃ。

「何のためのリハビリだったの?」

と口から出かかるのを押さえ、

「自分のゴミは自分で捨ててほしい」
とテーブルを拭きながら言ったら、
「そんなことおまえらがやればいいんだ!」とキレられてしまった。

こっちもキレる。
しかし、きついことはさすがに言えないのだ。
相手は病人。
それに病気が病気だけに、血圧を上げさせてはいけない。
しばらく目を合わせない日が続いた。私は黙ってキレていた。

元はといえば、肝臓ガン、糖尿病を持っているのにも関わらず、
健康な人でもありえないほどのむちゃくちゃな飲酒。
それに加え、一日中口から離さなかったタバコ。
糖尿病のカロリー制限を完全に無視した間食。
家族にものすごく心配をかけて、結局倒れ家族の世話になっている。
家族だって「あんなに言ったのに・・・」とストレスがたまるのだ。

ある日、親戚が見舞いに来たときに
「退院したらまた酒飲むぞー!」と父が発言したため、
親戚は怒り、二度と見舞いに来なくなった。

当たり前だ。
親戚だって余興に来ているのではない。
時間を割いて心配して来るのに。

またある親戚は
「退院したら、また一緒に酒が飲めるな」と父に言ったため
私たち家族のヒンシュクをかい、
「こんな状況なのにまだ飲ませるつもりですか!」
と母を怒らせた。
(全くこの親戚は・・・空気の読めん・・・)

不可抗力の病気は仕方ないと思っている。
誰だって病気になる。
家族が病気になれば、全力で看病しようと思う。

でも本人が生活を見直して、治すつもりでいてくれないと。

よくネットで、病気になった家族をものすごく心配して
細かく質問しているサイトを見かけるけど、
私はうらやましくて仕方がない。
読みながらバカみたいに涙が出る。

「おまえらがオレの世話をするのは当然だ」という態度が
素直に心配する気をなくさせる。
看病する方もね、いつもいつも体調がいいわけじゃない。

そして「どうせまたお酒を飲むんだろうな・・・」と思うと、
今、身の回りの世話をしたり、糖尿病食を作ったり、
遠い病院まで通ったりすることがつらくなる。


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